世界大百科事典(旧版)内のインゴット・トルクの言及
【ウネティチェ文化】より
…この遺跡で多量の青銅器が発見され,中部ヨーロッパで青銅器時代の始まったことが示された。ボヘミアとモラビアを中心とする文化で,銅線を複雑に折り曲げた装身具,青銅でできた重い首輪(インゴット・トルク),長身で薄刃の斧,柄に鋲留めする短剣と戈は,この文化の指標である。これらの一部は広くドイツのライン地方や北部オーストリアに分布しており,またイギリスのウェセックス地方の文化にも影響をおよぼしている。…
※「インゴット・トルク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」