世界大百科事典(旧版)内のインターミディエイトフィルムの言及
【写真フィルム】より
…薄い膜状のもの(フィルムという)を支持体として,その上に写真乳剤層を設けた感光材料。単にフィルムと呼ぶ場合が多い。ハロゲン化銀の微細な結晶粒子をゼラチン水溶液に分散させた写真乳剤を,三酢酸セルロースまたはポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗布し,乾燥させて作られる。フィルムの厚みは用途によって異なるが,ふつう80μmから200μmの範囲のものが使われている。現像によって被写体と明暗が逆になる(カラーの場合は色相も補色になる)ものをネガタイプ,また現像(この場合の現像を反転現像という)によって被写体と同じ像が得られるものをポジタイプ(リバーサルタイプ,反転タイプともいう)という。…
※「インターミディエイトフィルム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」