世界大百科事典(旧版)内のインピュテーション方式の言及
【法人税】より
… 法人税の存続を認めたうえで所得税との調整を図るためのさまざまな方法が提案されている。基本的な考え方は,法人所得を株主に帰属させ,所得税の課税対象とし,同時に法人税としてすでに支払った部分については,所得税の前払いとみなして,税額控除を認めるということであり,最近インピュテーション方式という名称でヨーロッパ各国で採用されてきている。日本の制度は,1988年改正で,配当軽課制度が廃止され,配当所得税額控除方式のみによって,二重課税を排除することになった。…
※「インピュテーション方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」