イーストレイク(読み)Eastlake,Frank Warrington

朝日日本歴史人物事典 「イーストレイク」の解説

イーストレイク

没年:明治38.2.18(1905)
生年:1858.1.22
明治時代の英語教育者。アメリカ,ニュージャージー州リヴァートン生まれ。来日歯科医W.C.イーストレイクの長男。号は東湖。香港,アメリカ,ドイツ,パリなどで言語学,哲学などを学び,明治17(1884)年に来日。太田なをみと結婚。明治21年磯辺弥一郎と共に英語学校の国民英学会を開校,その後日本英学院,正則英語学校なども設立し,英字新聞,英語雑誌,英語辞書の刊行に尽力した。教え子総数は10万人,著作数は100冊といわれる。東京青山外人墓地に墓碑記念碑がある。<著作>《Heroic Japan‐A history of the war between China & Japan》<参考文献>手塚竜磨『英学史の周辺』,佐々木満子「F.W.イーストレーキ」(『近代文学研究叢書』8巻)

(加納孝代)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イーストレイク」の意味・わかりやすい解説

イーストレイク
いーすとれいく

イーストレーク

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android