世界大百科事典(旧版)内の《ウィルヘルム・マイスター論》の言及
【アテネーウム】より
…F.シュレーゲルによる《アテネーウム断章》《イデーエン断章》《ポエジーに関する対話》,ノバーリスの《夜の讃歌》は,ドイツ・ロマン主義の文芸理論・宗教観・自然哲学の原点となった。さらに,F.シュレーゲルの《ウィルヘルム・マイスター論》は,現代の解釈学の視点からも,文学批評の一つの規範として高く評価される。ポエジーと哲学の統合というロマン主義文学の概念規定を提示した《アテネーウム断章》第116は特に有名である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」