世界大百科事典(旧版)内の《ウィンチェスター・トロプス集》の言及
【イギリス音楽】より
…また教会でのオルガン使用も早く,10世紀半ばにはウィンチェスター大聖堂に約400本のパイプを持つ大オルガンが設置されている。ポリフォニーの歴史も古く,11世紀半ばころまでには2声のオルガヌムを含む曲集《ウィンチェスター・トロプス集》が成立している。また12~14世紀にはJ.A.コットン,J.deガルランディア,W.オディントンらを代表とする理論家の活躍も目だつようになる。…
※「《ウィンチェスター・トロプス集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」