世界大百科事典(旧版)内のウィーン精神分析学会の言及
【フロイト】より
…前2著は啓蒙書でもあるが,後者は簡潔ながら専門家向きで,しかも〈作業同盟〉〈自我分裂〉といった臨床的に重要な新概念が取り上げられており,フロイトの思考力の衰えはみじんも感じられない。 フロイトははじめ独力で精神分析研究を推進したのだが,1902年からは自宅での研究会を開始,08年にはウィーン精神分析学会を設立するとともに,第1回国際精神分析学会をザルツブルクで開催した。09年にはアメリカのクラーク大学に招かれて講演。…
※「ウィーン精神分析学会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」