ウェクスラー,D.(読み)うぇくすらー

世界大百科事典(旧版)内のウェクスラー,D.の言及

【知能テスト】より

…その後知能テストは,学校,職場,施設,病院など多くの分野に普及し,それに伴ってさまざまな種類の知能テストが作成された。中でもニューヨークのベルビュー病院のウェクスラーD.Wechslerによって1939年に作成されたウェクスラー・ベルビュー知能尺度Wechsler‐Belvue intelligence scaleは,精度が高く,適応障害や精神病の診断など臨床面で広く利用されている。これはビネ式知能テストをさらに発展させたものであるが,総知能指数だけでなく,言語性知能指数と動作性知能指数とが算出されるようになっており,また,下位テストの得点を検討することにより,各人の知能の特性を分析的に知ることができるという特徴を備えている。…

※「ウェクスラー,D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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