ウェジール(読み)うぇじーる

世界大百科事典(旧版)内のウェジールの言及

【ワジール】より

…したがって支配階級のアミールたちからは,従属的な職掌とみなされて,よく評価されない傾向があった。 オスマン帝国のワジール(ウェジールvezir)職は最初セルジューク朝のそれを引き継いだものであったが,14世紀の後半になると,この称号は複数の人物に与えられ,それぞれの権限も限定されたものとなった。しかし1360年代初めには,その第1ウェジールvezir‐i azamに当たる者を大宰相とする制度が生まれ,やがてはスルタンに代わって,行政と軍事の国政全般を処理する者となった。…

※「ウェジール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む