世界大百科事典(旧版)内のウェーバー,J.G.の言及
【和声】より
…機能和声法は,このように単に和音の連結法だけでなく,調という単位で楽曲構成の基礎ともなったのである。 機能和声法はラモーの《和声法》(1722)において理論的にほぼまとめられ,これは後の時代の和声理論の原型となった(なお,和音を度数としてローマ数字で表記したのは,ウェーバーJacob Gottfried Weberの《作曲理論体系の試論Versuch einer geordneten Theorie der Tonsetzkunst》3巻(1817‐21)が最初である)。
[歴史]
ヨーロッパ音楽における広義の和声現象の発展史は,ほぼ次のように概観できよう。…
※「ウェーバー,J.G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」