世界大百科事典(旧版)内のウォレン,H.E.の言及
【時計】より
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[電気・電子時計]
人力でぜんまいを巻く代りに電気の力を利用しようとの発想が,18世紀半ばから19世紀の初めにかけて電池時計,電気時計を生んだ。例えば,ぜんまいを一定の時間間隔で電動機によって巻き上げる方式,振子やてんぷを電磁石の力で駆動する方式などのほか,アメリカのウォレンHenry Ellis Warrenによる電灯線の周波数に同調して回転する同期電動機を利用した方式(1918)など多種類の時計が作られた。また1台の正確な親時計から出る電気信号で多数の子時計を同時に動かす親子時計は鉄道の駅やビルの各室に設置されることが多い。…
※「ウォレン,H.E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」