世界大百科事典(旧版)内のウォロゲセスの言及
【パルティア】より
…彼は対外的平和を利用して国内における王権の強化に努め,長子アルサケスArsacesを一時アルメニア王に就けることに成功した。ウォロゲセス1世Vologeses I(在位51‐76か80)も弟ティリダテスTiridatesをアルメニア王にして,同国を勢力下においた。彼はパフラビー文字を使用した貨幣の発行,ギリシア系都市セレウキアに対抗したウォロゲシアVologesiaの建設など,民族主義的な政策を採ったことで知られる。…
【パルティア】より
…彼は対外的平和を利用して国内における王権の強化に努め,長子アルサケスArsacesを一時アルメニア王に就けることに成功した。ウォロゲセス1世Vologeses I(在位51‐76か80)も弟ティリダテスTiridatesをアルメニア王にして,同国を勢力下においた。彼はパフラビー文字を使用した貨幣の発行,ギリシア系都市セレウキアに対抗したウォロゲシアVologesiaの建設など,民族主義的な政策を採ったことで知られる。…
※「ウォロゲセス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」