世界大百科事典(旧版)内のウコタキヌプリ山の言及
【白糠丘陵】より
…北海道南東部,十勝平野の東にあって十勝・釧路両支庁の境界をなす丘陵。阿寒火山群の南に連なり,ウコタキヌプリ(747m)を主峰とする,おおむね標高200~400mの小起伏が太平洋に達し,阿寒川,茶路川,庶路(しよろ)川などが丘陵に並行して南流する。古くからの馬産地で,第2次世界大戦後は酪農へ転換した。国有林を中心とする森林開発により林業が行われ,南端の白糠町には木材加工工場がある。また釧路炭田の西部にあたり,かつては雄別,尺別などの炭鉱があったが,すべて閉山した。…
※「ウコタキヌプリ山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」