世界大百科事典(旧版)内のウッドワース,R.S.の言及
【心理学】より
… アカデミックな心理学のほうも,その後さまざまな展開を示した。行動主義の立場に立つ人も,刺激(S)と反応(R)の連結だけを考えるのではなく,R.S.ウッドワース,C.L.ハル,E.C.トールマンのようにそのあいだに生体(O)を介在させ,S‐O‐Rの図式で考えることもある。このOの要因には,判断,習慣,要求など,いろいろなものを想定できるわけで,そのように考えれば,客観的行動の科学である心理学のなかに一種の主体をもち込むことになる。…
※「ウッドワース,R.S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」