世界大百科事典(旧版)内のウマラーの言及
【マンサブダーリー制】より
…当初の制度では,軍人,一般官僚を問わず,帝国に仕える者はすべて,皇帝からマンサブ(最低10位から臣下としての最高5000位まで)を与えられ,なんらかの功績のあるごとに昇進していくしくみとなっていた。マンサブを与えられた〈貴族〉も含め,すべて帝国官僚はマンサブダールと呼ばれたはずであるが,〈貴族〉は実際はウマラーumarā(アミールの複数形)と呼ばれ,特別な階層を成した。【小名 康之】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」