世界大百科事典(旧版)内のウミショウブの言及
【トチカガミ】より
…受粉の方式は水中での生活に適応して多様である。虫媒によるもの(トチカガミ,ミズオオバコなど)のほかに,小さい雄花の花柄が切れて水面を流れ,大きな雌花の柱頭につくもの(セキショウモ,ウミショウブ,コカナダモなど),花粉が粘液でつながり数珠状となって水面を流れるもの(ウミヒルモ,リュウキュウスガモ)などがある。 この科に最も近縁なのはハナイ科で,子房上位で完全な離生心皮をもつ点だけが異なる。…
※「ウミショウブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」