ウメェ(読み)うめぇ

世界大百科事典(旧版)内のウメェの言及

【チベット文字】より

…子音字の中には結合する場合に字形を多少変える文字がある。チベット文字の書体には,大別して角ばったウチェンdbu can〈有頭体〉(楷書体)と丸みを帯びたウメェdbu med〈無頭体〉(行草体)があり,ウメェには行書体ツクリンtshugs ring,ツクトゥンtshugs thung,ツーマキュゥtshugs ma ’khyugs,ペイィdpe yigなどの書体と,草書体キューイィ’khyug yigがある。ウチェンは基本体で主として仏典などの伝統的木版印刷,近年の各種活版印刷に,ツクリンは習字に,ツクトゥン,ツーマキュゥは公文書,あらたまった手紙に,ペイィは写経などに,キューイィは手紙,メモ,記録など日常の書き物のほとんどに用いられる。…

※「ウメェ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android