《ウリョーアの館》(読み)うりょーあのやかた

世界大百科事典(旧版)内の《ウリョーアの館》の言及

【パルド・バサン】より

…貴族で,旺盛な知識欲と語学力をもち,自然主義をはじめ象徴主義,モダニズム,トルストイやドストエフスキーのロシア文学まで,諸外国の文学動向を鋭敏にとり入れてスペインに普及させたが,本質は保守的なキリスト教作家である。評論《今日的問題》(1883)でゾラの小説理論を紹介し,これを実践した《ウリョーアの館》(1886)は,変動期の社会を背景に田舎貴族の退廃を描いた,彼女の代表作。40年余の文筆活動に加え,女性で初めて大学正教授になったことも名声に寄与した。…

※「《ウリョーアの館》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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