世界大百科事典(旧版)内のエアンナの言及
【シュメール美術】より
… シュメール美術の作品例は,ウルク期(前3800ころ‐前3000ころ)のころからのものが知られている。この時期にメソポタミア南部の都市ウルクでは,聖域エアンナEannaに神殿複合体が造営された。なかでも注目されるのは〈モザイク神殿〉で,その壁や柱には一面に円錐形の陶製飾りが底面を壁の表面に残すようにして打ちこまれ,幾何学形パターンの組合せによるモザイク装飾の効果を上げていた。…
※「エアンナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」