世界大百科事典(旧版)内のエクルの言及 【ニップール】より …古代シュメール地方の北部に位置し,前4千年紀後半のウルク期にはすでに都市的規模にまで発展していたらしい。シュメールの最高神エンリルの神殿エクルEkurが存在していたことから,シュメールの聖地として崇敬の対象とされ,前3千年紀の政治史のなかで特異な役割を果たした。また前2千年紀初頭のバビロン第1王朝時代に書かれた多数のシュメール文学に関する粘土板文書が出土している。… ※「エクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」