エスノ・ナショナリズム(読み)えすのなしょなりずむ

世界大百科事典(旧版)内のエスノ・ナショナリズムの言及

【インターネット】より

…確かに,EUに代表される,国民-国家を包括し,それを相対化する共同体が,構築されてもいる。だが,よりいっそう顕著な政治運動は,国民-国家をさらにいっそう小さな政治的単位にまで分解しかねない,エスノ・ナショナリズムの嵐である。19世紀以来の伝統的なナショナリズムは,民族(人民)を国民化したが,20世紀末のナショナリズムは,逆に国民を民族化し,ときに統合されていた国民を多数の民族へと分解しようとする傾向を強化しつつあるのだ。…

※「エスノ・ナショナリズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む