エスモディスクス帯(読み)えすもでぃすくすたい

世界大百科事典(旧版)内のエスモディスクス帯の言及

【ケイ質軟泥(珪質軟泥)】より

…北半球では北部太平洋(アラスカ沖から日本付近まで)のみに分布し,南限は北緯40゜で,日本付近ではやや南まで延びており,黒潮と親潮の境界の位置に関係する。以上寒冷系のケイ藻軟泥のほかに赤道帯にもエスモディスクスEthmodiscus rexが優占する(95%以上)エスモディスクス帯と呼ばれるケイ藻軟泥が分布している。この種は直径2mmにも達する大型の種で,非常にこわれやすく,乾燥試料中では完全な個体はまれであって,ほとんどすべて破片である。…

※「エスモディスクス帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android