エッシュドルフ(読み)えっしゅどるふ

世界大百科事典(旧版)内のエッシュドルフの言及

【ゲルマン人】より

…すなわちその最も一般的な集落は,8~9世紀以降にはっきりとあらわれる20~30戸を単位とする有核密集村落(集村Gewanndorf)でもなければ,各戸が家屋敷の周囲に農地を持って散在する散居制(散村Einzelhof)でもなく,4~5戸からせいぜい10戸程度の小規模なルーズなまとまりを持つ氏族または従士家族の集団であったと思われる。北西ドイツの諸地域に後世まで残存したドルッベルDrubbelまたはエッシュドルフEschdorfと呼ばれる小集落のあり方が,これを示唆しているといわれる。そこには主穀(各種の麦類)生産のための長形地条を持つ共同耕区と並んで,各家屋敷の周囲には個別的に利用できる菜園があった。…

※「エッシュドルフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む