エテリア蜂起(読み)えてりあほうき

世界大百科事典(旧版)内のエテリア蜂起の言及

【イプシランディス】より

…ロシア皇帝の援助を期待した彼は,21年2月モルドバに入り,エテリアの蜂起宣言をおこなった。エテリア蜂起はギリシア人をはじめバルカン諸民族の支持をえたが,皇帝が蜂起を否認するに及んで志気を失い,ワラキアのドラガシャニDrǎgǎşaniでのトルコ軍との会戦ののちトランシルバニアへ逃亡,メッテルニヒによりムンカーチ(現,ムカチェボ)要塞に監禁された。27年ロシア皇帝のはからいで釈放され,翌年ウィーンで死去。…

※「エテリア蜂起」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android