世界大百科事典(旧版)内のエトルスキ連合の言及
【エトルリア】より
…エトルリア人はラセンナ(ラスナ)と自称し,ラテン語でエトルスキ(トゥスキ),ギリシア語でテュルセノイ(テュレノイ)と称され,ギリシア文化を範とした独自の文化を発展させて,前7,前6世紀に最盛期を迎え,ローマ人を含む他の古代イタリア諸民族に大きな影響を与えた。彼らは独立自治の都市国家を建て,12の都市国家が〈エトルスキ連合〉を結成したが,これは統一国家ではなかった。エトルリア各地には彼らの遺跡が数多く残されており,その墓から壺,石棺,彫刻,工芸品,絵画等,無数の遺物が出土している。…
※「エトルスキ連合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」