世界大百科事典(旧版)内のエミュー戦争の言及
【エミュー】より
…開拓が進むと,この鳥は畑をふみ荒らし,穀物を食べ,柵を倒し,羊のための水を盗むという理由で,害鳥として駆逐されることになった。とくに1932年には,エミュー退治に軍隊が出動し,〈エミュー戦争〉をひき起こした。この戦争はエミューが分散したので完全な失敗に終わり,防柵をはりめぐらして畑を守ることになったが,60年代になってもエミューの殺害には奨励金が支払われていた。…
※「エミュー戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」