世界大百科事典(旧版)内のオアハカ盆地侯の言及
【コルテス】より
…のちエンコミエンダの分配等をめぐって王室官吏と対立し,27年自己の大義を主張するためスペインへ帰った。29年4月,国王よりオアハカ盆地侯に叙せられ,22ヵ村,2万3000名のインディオを与えられたが,征服地の統治権は授与されなかった。30年,メキシコに戻り,モレロス地方の領地を中心に製糖業や穀物・綿花・果樹栽培に大々的に乗り出し,ヌエバ・エスパーニャ最大の製糖業者,新大陸最大のエンコメンデロとなる一方,新しい発見事業にも着手し,36年,バハ・カリフォルニア(現,カリフォルニア半島の一部)を発見。…
【コルテス】より
…アステカ王国の征服者H.コルテスの子。第2代オアハカ盆地侯。メキシコのクエルナバカに生まれ,1540年スペインへ渡り,国王カルロス1世,ついでフェリペ2世に仕え,63年メキシコへ帰る。…
※「オアハカ盆地侯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」