オオリンゴ(読み)おおりんご

世界大百科事典(旧版)内のオオリンゴの言及

【リンゴ(林檎)】より

…それらの苗木は勧業寮が中心となって各地に配布され,東北地方,北海道,長野県などの適地で栽培が進展した。当初,それらを従来から栽培されていたジリンゴと区別するためにオオリンゴと呼んだが,果実が大きく,品質のよいオオリンゴがジリンゴの栽培を圧倒し,それとともにオオリンゴは単にリンゴと呼ばれるようになって現在に至った。
[品種]
 明治初年から現在まで日本に導入された品種は600以上にのぼるが,経済栽培されている品種は,導入品種と日本で育成された品種を合わせても10余品種にすぎない(イラスト)。…

※「オオリンゴ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む