世界大百科事典(旧版)内のオグロヅルの言及
【ツル(鶴)】より
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[種類]
シベリア,中国北部で繁殖する種がいちばん多く,マナヅルGrus vipio,ナベヅルG.monacha,タンチョウG.japonensis,ソデグロヅルG.leucogeranus,クロヅルG.grus,カナダヅルG.canadensisの6種を数える。アジアでは,このほかタンチョウが日本で,オグロヅルG.nigricollisがカシミール,チベット,中国北西部の高地で,オオヅルG.antigoneが南アジアで,アネハヅルAnthropoides virgoがアジア中央部で繁殖している。アフリカには特産種のホオカザリヅルBugeranus carunculatus,ハゴロモヅルA.paradisea,カンムリヅルBalearica pavonina(イラスト),ホオジロカンムリヅルBalearica regulorumの4種が分布し,クロヅルやアネハヅルが越冬する。…
※「オグロヅル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」