オリフラム(読み)おりふらむ

世界大百科事典(旧版)内のオリフラムの言及

【旗】より

…ただし中世では,聖人の聖遺物そのものを陣頭に捧持して,霊力による怨敵退散を期待することも多かったから,この種の旗には聖遺物の代用ないし象徴としての意味が混入している可能性がある。1124年,危機に臨んだルイ6世は,サン・ドニ修道院の祭壇から聖者ドニの赤い旗(オリフラムoriflamme)をとって王軍の旗とした。第1回十字軍では赤十字が愛用されたが,これは隠者ペトルスの標章に由来するものとされている。…

※「オリフラム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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