世界大百科事典(旧版)内のオルグ活動の言及
【オルガナイザー】より
…組織者の意味で,略してオルグともいう。労働組合の上部機関から派遣され,特定の地域や経営に責任をもち,未組織労働者に働きかけて組合加入や組合結成を促進し,また,弱体な組合下部組織に貼りついて,その活動を援助する(このような活動をオルグ活動という)役割を果たす。19世紀末のイギリスで,職業別組合の限界を突破するために産業別組合や一般組合が成立したが,これらの組合はそれまで未組織だった不熟練労働者をおもな組織対象としたため,彼らを組織して組合拡大をはかるためにオルガナイザーという新しい役割が必要とされるようになった。…
※「オルグ活動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」