おろし斜坑(読み)おろししゃこう

世界大百科事典(旧版)内のおろし斜坑の言及

【坑道】より

…斜坑や立坑で地下350mまで下り,水平坑道で石炭層に到達するが,ここから斜坑が掘進されている。炭層の下の岩盤の中の斜坑はおろし(卸)斜坑あるいは単におろしと呼ばれるが,坑内展開の基幹坑道で,ここから炭層に平行に片盤(かたばん)坑道を展開し,さらに目貫(めぬき)坑道で炭層に到達する。炭層に到達すると,ここから石炭の中を炭層に沿って沿層坑道を展開して採炭の準備が完了する。…

※「おろし斜坑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む