オロモ語(読み)おろもご

世界大百科事典(旧版)内のオロモ語の言及

【エチオピア諸語】より

ゲエズ語は現在では死語であるが,伝統的なエチオピア文化の形成に重要な役割を果たした。クシ諸語系の言語は20以上に及ぶが,なかでも中部を中心に広く分布するオロモ語Oromoの話者数は,アムハラ語のそれに匹敵する。 このエチオピアのセム語とクシ諸語は多くの言語的特徴を共有しており,両者合わせて総人口のほぼ90%をカバーする。…

【クシ諸語】より

…古く〈クシ〉とはナイル川上流地域を指した名称である。オロモ語Oromo(別名ガラ語Galla。エチオピアを中心に話者は約800万),ソマリ語Somali(ソマリアなどで約500万)をはじめとし,ベジャ語Beja(スーダン,エチオピア),アファル語Afar(エチオピア,ジブチ),シダモ語Sidamo,アガウ語Agau(ともにエチオピア)など40余りの言語が含まれる。…

※「オロモ語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android