オーベルカンプ(読み)おーべるかんぷ

世界大百科事典(旧版)内のオーベルカンプの言及

【更紗】より

…イギリスでは1676年にロンドンのW.シャーウィンによって木版によるプリントが実用化され,18世紀初期にはスイスのチューリヒ,ジュネーブに更紗工房が設立された。フランスでは1760年に,オーベルカンプChristophe Philippe Oberkampfによってジュイの捺染工場が設立された。特に18世紀中葉には木型にかわる銅版の導入,続く機械的なローラープリントの完成,19世紀に入っての化学染料の開発は,ヨーロッパの更紗を大量生産へと向かわせ,アメリカその他の国へ輸出されることになった。…

※「オーベルカンプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android