お声掛り離縁(読み)おこえがかりりえん

世界大百科事典(旧版)内のお声掛り離縁の言及

【縁切寺】より

…縁切寺のことが周辺に熟知されてくるにしたがって,妻に寺へ駆け込まれたら夫は離縁を承服せざるをえないと強く認識されたからであり,なかには縁切寺への駆込みをほのめかすだけで実際には駆け込まず離縁を成立させた例さえあった。夫がどうしても離縁状を出さないときは,寺では寺社奉行所に訴え,奉行所はその威光により夫を仮牢に入れても離縁状を出させた(お声掛り離縁)。離縁を願って駆け込んだ妻のなかには,寺の説得によって帰縁(復縁)することもあった。…

※「お声掛り離縁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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