世界大百科事典(旧版)内のお釜おこしの言及
【おこし】より
… 幕末近くの江戸にはいろいろなおこし売りが見られた。お釜おこしは羽釜(はがま)形のおこしを売り歩いたもので文化年中(1804‐18)に見られ,弘化年間(1844‐48)には高輪泉岳寺の開帳時に,義士の討入り姿で大きな槌(つち)形のものをかつぎ,この中におこしを入れて売った義士おこしというのがあった。【鈴木 晋一】。…
※「お釜おこし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」