世界大百科事典(旧版)内のカイムル山地の言及
【ビンディヤ[山脈]】より
…インド中央部,断続的ながらインド半島をほぼ全域にわたって東西に横断する山脈。全長約1000km。標高500~1000m,最高点でも1113mにすぎないが,南側は急崖でナルマダー川の地溝に落下する。このため,古くからデカン高原を北インドから隔離する重要な障壁をなし,現在でも北側のインド・アーリヤ系と南側のドラビダ系の民族分布の重要な境界となっている。北側はマールワ台地に向かって低下し,そこをガンガー(ガンジス)川水系のチャンバル,ベトワ,ケン,ソーンなどの大河川が北流する。…
※「カイムル山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」