世界大百科事典(旧版)内のかき型の言及
【鋳物】より
… 模型は,少量生産の場合,見切面で分割した一体の模型が使われるが,大量生産の場合には,プレートの上下に見切面で分割した模型をつけたマッチプレートや,別々のプレートに上型用,下型用の模型をつけたパターンプレートが使われる。なお特殊な模型として,引き型(まわし型),かき型と呼ばれるものがある。これは,回転体(円筒形の中子など)や同一断面の連続する鋳物をつくる際や,少量生産で模型費のかさむ場合に用いられ,心棒や案内板によって板を回転させたりかいたりするものである。…
※「かき型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」