世界大百科事典(旧版)内のカザノワシの言及
【ワシ(鷲)】より
…フィリピンにすむサルクイワシPithecophaga jefferyiもオウギワシと同じくらいに強大で,樹上で生活するサル類をおもにつかまえる。2属10種からなるヤマワシ類(イヌワシ属,カザノワシ属)は,脚が指の付け根まで羽毛におおわれる。この仲間はノウサギくらいまでの大きさの哺乳類をとることが多いが,北半球に広く分布するイヌワシは子ジカやオオカミをも殺し,オーストラリアのオナガイヌワシAquila audaxは小型のカンガルーを狩ることが多い。…
※「カザノワシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」