世界大百科事典(旧版)内のカスペ会議の言及
【フェレール】より
…フランス,イタリアなどで異端に対して伝道し,当時しだいに激しくなりつつあったイベリア諸国の反ユダヤ主義思潮の中でも雄弁な説教家として活躍した。他方,その学識と人望から内外の政治にも参与,アラゴン連合王国の王位継承者を選定したカスペ会議(1412)で後のフェルナンド1世に1票を投じた。晩年には西方教会の分裂(シスマ)収拾に寄与した。…
※「カスペ会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」