世界大百科事典(旧版)内のかたあらしの言及
【荒田】より
…田畠全体に占める常荒の割合は,地域的偏差はあるが比較的小さい。年荒は,地力の減退,灌漑用水の不備,労働人口の移動性などの諸条件により,ある期間耕作を放棄した田畠をいい,〈かたあらし〉とも称した。この田畠は,12世紀前半以前では,平均すれば耕地面積の30~50%にも達し,長いものは10年余りも耕作されなかった。…
※「かたあらし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...