世界大百科事典(旧版)内のカタログ商法の言及
【カタログ】より
…日本では終戦直後まで型録(カタログ)で通用していた。カタログは1470年代にヨーロッパで本のリストとして登場し,アメリカでは19世紀末から,シアーズ・ローバック社に代表される,カタログで直接に多数広範な顧客から受注を得るカタログ商法が発達した。日本では1780年(安永9)に江戸で出された《自遊従座為(じゆうじざい)》が最も古いが,約2400戸の商家が収録された1824年(文政7)の《江戸買物独案内(ひとりあんない)》(買物独案内)も案内カタログとして逸品である。…
※「カタログ商法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」