世界大百科事典(旧版)内のカッシオの言及
【オテロ】より
… 物語の舞台は15世紀ベネチア領のキプロス島。ベネチアの貴族の娘デズデモナと結婚,キプロス島の新総督として着任したベネチアの将軍,黒人のオテロは,サラセン軍の船を撃退,勇躍凱旋するが,後輩の若いカッシオの出世に恨みを抱いた腹黒い旗手ヤーゴの奸計にあって妻とカッシオの仲を疑い,嫉妬のあまり彼女を絞殺するが,誤解と知って自害する。【武石 英夫】。…
※「カッシオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」