世界大百科事典(旧版)内のカッワールの言及
【カッワーリー】より
…インド,パキスタンおよびバングラデシュのイスラム教徒の宗教賛歌。この語はqawl(〈証(あかし)の言葉〉)に由来し,イスラム神秘主義の聖者pīrの廟で行われる記念祭にカッワールと呼ばれる音楽家によって歌われるものを指す。本来,スーフィーがその信仰告白と神との合一を達成する目的で行う集会で歌われた歌で,ペルシア,ウルドゥー語の詩型ガザルに節をつけて朗唱するもの。…
※「カッワール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」