世界大百科事典(旧版)内のカニ泡の言及
【食用油】より
…これは光,金属,温度により促進されるので冷暗所に保存し,開封後も容器はなるべく密栓し,早く使いきるのが望ましい。同じ油でなん回も揚物をすると発煙,着色,粘度の増加があり,ついには細かい持続性の泡(カニ泡)を発生するが,これらを総称して油の劣化という。この主因は高温加熱であるから,これを少なくするには,適温以上の加熱と高温の不要な保持を避ける必要がある。…
※「カニ泡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」