世界大百科事典(旧版)内のカヌー・インディオの言及
【フエゴ[島]】より
…【今井 圭子】
[フエゴ島民]
フエゴ島に居住していた原住民を総称してフエゴ島民といい,ヤーガン,アラカルフ,オナOnaの3部族があった。いずれも採集狩猟民であるが,前2者は海岸部に居住し,食料を主として海藻,貝類,魚類,海獣に依存し,樹皮製のカヌーを利用したので,カヌー・インディオとも呼ばれる。家族以上の社会組織はなく,海浜部に分散して住み,移動性の高い生活をしていた。…
※「カヌー・インディオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」