世界大百科事典(旧版)内のカパーリーの言及
【髑髏】より
…人のどくろから狂犬病の薬がつくれるとプリニウスは言う(《博物誌》第28巻)。またヒンドゥー教では,ブラフマーが暴風雨神ルドラすなわちシバをつくってこれをカパーリー(〈どくろを持つ者〉の意)と呼び,世界を守護するよう依頼した。シバがこの呼び名に立腹して左母指の爪でブラフマーの首を切ったところ,そのどくろがシバの手について12年間離れなかった(《バラーハ・プラーナ》。…
※「カパーリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」