世界大百科事典(旧版)内のカフルの言及
【村】より
…自然村であるカルヤの規模は大小さまざまであって一定していない。大きなむらの場合には,その周辺にカフルkafrあるいはマンシャーmanshā’と呼ばれる小さな集落のできていることがよくあった。これは,水路の開削に伴う耕地の拡大や人口の増加,あるいは遊牧民の定着などを契機として親むらのまわりに形成された枝むらであって,租税の納付額は親むらと合わせて計算されていた。…
※「カフル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」