カミ(読み)かみ

世界大百科事典(旧版)内のカミの言及

【インドネシア】より

九月三〇日事件を契機にこの事件の背後にあるとされた共産党勢力はスハルト少将を先頭とする陸軍により徹底的に鎮圧された。スハルトは67年にスカルノ退陣を迫る軍内強硬派,学生行動戦線(カミ)らに推されて大統領代行となり,翌68年3月には正式に第2代共和国大統領に就任した。スハルト政権は〈開発〉を国家目標とする〈新体制(オルデ・バル)〉を掲げ,外国援助・外資導入をてことする経済開発政策と西側諸国との関係を修復する外交政策を推進した。…

【グルカ】より

… グルカ勢力の中心はインド・ヨーロッパ語系のネパール語を母語として北インド的な文化をもつヒンドゥー教徒で内部はいくつかのカーストに分かれるが,中間諸カーストが欠落しているのが特徴である。高位のカーストはバウンBāhun(ブラフマン),チェトリChetri(クシャトリヤ)で,最下位にカミKāmi(鍛冶屋),サルキSārki(皮職人),ダマイDamāi(仕立屋)などが存在する。王家は広義のチェトリ・カーストに含められるタクリThakuriに属する。…

※「カミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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