世界大百科事典(旧版)内のカメルーン連邦共和国の言及
【カメルーン】より
…その後,東カメルーンは57年に自治を認められ,60年1月にカメルーン共和国として独立を達成した。西カメルーンは北部と南部に分かれて人民投票を実施した結果,北部はナイジェリアと合併することになり,南部だけが61年10月に独立すると同時に,カメルーン共和国とともにカメルーン連邦共和国を結成した。 この連邦は,初代大統領に東カメルーンのアヒジョAhmadou Ahidjo(1924‐89)が,副大統領に西カメルーンのJ.N.フォンチャが選ばれたほか,国民議会の議席配分が東の40に対して西の10といったように,面積,人口の違いを反映して東部優位であった。…
※「カメルーン連邦共和国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」